「個人情報・機密情報マスキングツール」は、文章をChatGPTなどのAIサービスへ貼り付ける前に、氏名・メールアドレス・電話番号などを [人物A] [メールA] のような伏せ字に置き換えるツールです。
「この議事録をAIに要約してほしい。でも取引先の名前とメールアドレスが入っている。」
このようなとき、匿名化したい部分だけをまとめて隠した文章を作成できます。一部が匿名化された文章は、そのままAIサービスに貼り付けても安心です。
個人情報・機密情報マスキングツールは、登録不要・インストール不要ですぐにお使いいただけます。もちろん無料です。
まず最初に「個人情報を隠すためのツールに、その個人情報をこのアプリに読み込ませて大丈夫か?」と思う方もいるかもしれません。(というか、全員がそう思われると思います笑)
そこで最初に、「個人情報・機密情報マスキングツール」がどのような仕組みで作られているかを、かんたんに解説しておきます。(詳細な仕組みは後述「技術的な内容」で説明しています)
このツールは二仙(にせん)という日本人が作った国産のアプリです。
個人情報・機密情報マスキングツールに貼り付けた文章が、外部に送信されたり、保存されることはありません。運営者が入力内容を閲覧したり、入力データが運営者の元に送られることもありません。
貼り付けた文章はあなたのPC・スマホの中だけで最後まで処理します。このツールはオフライン(ネット接続を切った状態)でも使えます。
また、ページを閉じると、文章も登録した単語も対応表も自動で消去されます。
ちなみに、このアプリにはAIは使っていません。単語の匿名化はすべてプログラムで自動処理します。
個人情報・機密情報マスキングツールに貼り付けたデータは、
1.隠したい言葉を登録する
人の名前や会社名など、形式(電話番号やクレジットカード番号などのアルゴリズム)からは見分けられない言葉を1行に1つずつ入れます。ここは飛ばしても構いません。
2.文章を貼り付ける
入力欄に貼り付けるか、テキストファイル(.txt・.md)を枠へドラッグします。
まず最初に試しに使ってみたい場合は、「サンプルを読み込む」で架空の見積り依頼メールを使って試せます。
3.「マスキング実行」を押す
隠れた場所に色が付きます。何をいくつ隠したかの一覧も出ます。
4.確認して「結果をコピー」
コピーした文章を、AIサービスの入力欄などに貼り付けます。
【重要】貼り付ける前に、必ずご自身で読み返してください。隠し忘れが残っていないかは、あなたにしか判断できません。
使い終わったら「結果をコピーして全て消去」を押すと、コピーと消去が一度で済みます。やり直したいときは「元に戻す(変換を取り消す)」で戻せます。
繰り返しとなりますが、このアプリにはAIは使っていません。単語の匿名化はプログラムで自動的に行います。
形が決まっているものは、登録しなくても自動で見つかります。
例えば「@」が付いていたらメールアドレス、「https://」が付いていたらURL、「〒xxx-xxxx」なら郵便番号、といった感じです。
▼プログラムで見つけられるもの
090-…のような全角の数字・記号も、半角と同じものとして見つけます。
いっぽう、人の名前・住所・役職などは形が決まっていないため、自動では見つかりません。これらは手順1でご自身での登録をお願いします。登録すれば、文章のどこにあっても同じ伏せ字に置き換わります。
大切なことなのでもう一度書きますが、判定にAIは使っていません。決まった形にあてはまるか?と、あなたが登録した言葉の2つだけで判断します。この仕組みで、安全なマスキング処理を実現しています。
隠しきれなかった怪しい文字列は、警告としてお知らせします。桁の合わない番号などを途中まで伏せると、隠せたように見えて危ないためです。
マスキング処理を施したあと、元の文字列は、最初は画面に出しません。「変換箇所にマウスを乗せたとき、元の文字列を表示する」にチェックを入れるか、「対応表」を確認することで、元の文字列を確認できます。
「すべての機密情報を消去」でいつでも消せます。文章・登録した言葉・対応表をまとめて消去します。対応表を保存しておきたいときは、消去前に「対応表をコピー(TSV)」ボタンでコピーしておいてください。
長すぎる文章や大きすぎるファイルは、途中まで処理せずに理由をお知らせします。
HTMLファイルを保存しておけば、ダブルクリックするだけで使えます。
オフライン版はインストール不要で、ネットにつながっていなくても動作します。不要になったらHTMLファイルを削除(ゴミ箱に移動)するだけで、このツールをPCからきれいに削除できます。
Web版とダウンロード版は同じコードです。Web版は最初にページを読み込むときだけネット接続が必要ですが、ページ読み込み後はネットを切っても動作します。
オフライン版のダウンロードはnoteから行ってください。
冒頭でも述べましたが、このツールは機密文書を貼り付けても安心してお使いいただける設計になっています。
文章はアップロードしません。サーバーに保存しません。運営者にも届きません。
貼り付けた文章・登録した言葉・対応表は、作業中だけお使いのスマホ・PCの中にあるメモリ上に保持し、ページを閉じたり別ページへ移動したりすると消去されます。
このツールから文章を外部へ送ることはありません。ただし、コピーした内容を別の端末でも貼り付けられるようにする機能(例:クリップボード同期)など、スマホやパソコン側で設定している機能は二仙ツールとは別に動きます。より慎重に使いたい場合は、ダウンロード版をオフラインでお使いください。
また、伏せ字にした文章を貼り付ける先(AIサービスなど)が、その文章をどう扱うかは、そのサービス側の規約によります。貼り付け先の規約も確認してお使いください。
ここから先は、上に書いた安全性や動作をどうやって実現しているかの説明です。読まなくてもツールは使えます。
CSP(Content Security Policy)で、外部との通信機能を遮断しています。connect-src 'none' を指定しています。
JavaScriptとCSSは、ファイルの内容から計算したSHA-256の値で固定しています。内容が書き換わるとブラウザが実行を止めます。ただしこれは編集ミスや単純な改変を検知するためのもので、配布元そのものを証明する電子署名ではありません。
上限を超えた場合は、変換せずに理由を表示します。途中まで処理した結果を返しません。
同じ文字列には、文章のどこにあっても同じ伏せ字を割り当てます。文脈をたどって同一人物を推定するようなことはしません。
元の文章の中に伏せ字と同じ文字列([人物A] など)が含まれていた場合は、重複しない記号へ自動的にずらします。取り違えを防ぐためです。
判定は正規表現による形式の一致と、利用者が登録した文字列の一致だけで行います。機械学習・外部API・辞書の取得は使っていません。
クレジットカードらしき番号は、4桁×4の並び、または13〜16桁でLuhnの検査数字が一致するものを対象にしています。
入力内容・登録語・対応表はメモリ上だけで保持し、Cookie・localStorage などへは書き込みません。ページを離れるときや、ブラウザの「戻る」で復帰したときにも消去します。
| 伏せ字 | 種類 | 元の文字列 |
|---|
個人情報・機密情報マスキングツールVer.1.4.8
二仙ツールは、シンプルで使いやすいことを大切にした無料のWebツールです。
資料を人に渡す前の、伏せ字づくりにお役立てください。
二仙ツールにはオンライン版とオフライン版があります。どちらも内容は同じです。iPhoneをお使いの方はオンライン版の利用をおすすめします。
オンライン版にアクセス オフライン版をダウンロード※ オフライン版はインストール不要で使えます。
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