二仙ツールは、文章や画像などをChromeやEdgeといったブラウザの中で処理する無料ツールです。メールアドレスの登録やアプリのインストールは必要ありません。

また、入力した文章や画像を、二仙ツールの外へ送信することはありません。ツールのページを開いたあとの処理は、お使いのブラウザの中で行います。

そのため、通常の使い方でもプライバシーに配慮した設計です。

しかし、個人情報や仕事の資料、本人確認書類などを扱うときは、「本当にこのまま使って大丈夫?」と心配になることもあるかもしれません。

この記事では、二仙ツールをさらに安全に使うための4つの方法を取り上げます。難しい設定は不要、特別な知識も必要ありません。

どなたでもすぐに取り入れ、二仙ツールをより安全に使っていただけるようになります。

二仙ツールはお手元のPC・スマホだけで動きます

二仙ツールはPC・スマホの中だけで処理し、外部サーバーへ送信しません。パソコンとスマホの中にある文書・画像・フォルダから、サーバーへ向かう矢印に禁止マークが付いています。

最初に、二仙ツールがどのようにデータを扱っているのかを簡単に説明します。

二仙ツールは、入力した文章や読み込んだ画像を、処理用のサーバー(インターネット上のコンピューター)へアップロードして結果を返してもらう仕組みではありません。Chrome、Edge、Safariといったブラウザが、その場で処理します。

例えば、個人情報・機密情報マスキングツールに文章を貼り付けても、その文章を二仙ツールのサーバーへ送ってマスキングするわけではありません。入力した内容はお手元のPC・スマホの中だけで処理されます。

より安全に二仙ツールを使う

ここからはプライバシー重視で設計している「二仙ツール」をより安全に使うための方法について説明します。

1.オフラインで使う

1.オフラインで使う。ネット接続を切って作業します。Wi-Fiに禁止マークが付き、HTMLファイルをノートパソコンで開いています。

まず最初におすすめしたいのが、インターネット接続そのものを切って使うことです。

二仙ツールにはダウンロード版があり、1つのHTMLファイルとして保存できます。このファイルは、インターネットにつながっていない状態でもブラウザで開いて使えます。

ネットにつながっていなければ、作業中にインターネット経由で外部へデータが送信される心配はありません。

例えば、免許証やマイナンバーカードの画像のような、機密性の高いファイルを加工するときは、本人確認書類の決定版!のダウンロード版を使い、Wi-Fiを切った状態で作業するとより安心です。

では、二仙ツールのオンライン版は危ないのか?というと、決してそのようなことはありません。オンライン版も安全にご利用いただけます。

オンライン版も、入力したデータを外部へ送って処理する仕組みではありません。ダウンロード版との大きな違いは、最初にページを表示するためにインターネット通信が必要なことです。

オンライン版でも、ページがきちんと表示されたあとにネット接続を切れば、そのままツールを使えます。

操作は次のような流れです。

  1. 二仙ツールのページを開く
  2. ページが表示されたことを確認する
  3. Wi-Fiをオフにする(ネット接続を切る)
  4. そのままツールを使う

ダウンロード版を用意するのが面倒なときは、オンライン版のページ読み込み後にネット接続を切る方法でも問題なくお使いいただけます。

2.Chromeのゲストモードで使う

2.ゲストモードで使う。拡張機能から切り離します。左は拡張機能がつながった普段のブラウザ、右は拡張機能のないゲストのブラウザです。

パソコン版Chromeを使っている場合は、ゲストモードで二仙ツールを開く方法もおすすめです。(ゲストプロファイルというやつです)

Chromeをより便利に使うために、多くの人が広告ブロック、翻訳、パスワード管理、画面保存など、さまざまな拡張機能を入れています。

拡張機能は便利ですが、与えられている権限によっては、開いているページの情報を読み取ったり変更したりできるものがあります。

二仙ツール自身がどれだけプライバシーに配慮しても、ブラウザに入っている別の拡張機能の動きまでは制御できません。

そこで使えるのがChromeのゲストモードです。

ゲストモードでは、普段のChromeに入れている拡張機能を使わずにブラウザを開けます。普段使っているChromeを「自分の机」だとすれば、ゲストモードは「余計な物が置かれていない別の机」を一時的に借りるようなイメージです。

使い方は簡単です。

  1. Chrome右上のプロフィールアイコンをクリックする
  2. 「ゲストプロファイルを開く」を選ぶ
  3. 新しく開いたゲストウィンドウで二仙ツールを開く
  4. 作業が終わったらゲストウィンドウを閉じる

※Edgeの場合は「ゲストとして参照」を選びます

例えば、氏名や住所、口座情報などが写り込んだ画像をスクショの個人情報隠しで加工する場合も、ゲストモードで開けば、普段使っている拡張機能から切り離した状態で作業できます。

なお、Chromeの「シークレットモード」と「ゲストモード」は同じではありません。

シークレットモードでは、利用者が個別に許可した拡張機能を動かせます。拡張機能を避けることが目的なら、ゲストモードの方が分かりやすいと思います。

Microsoft Edgeでは「InPrivate」がシークレットモードに相当する機能となります。

ちなみに、シークレットモード、プライベートブラウジング、InPrivateはいずれも、デフォルトでは拡張機能はオフになります。

  • シークレットモード、プライベートブラウジング、InPrivate:デフォルトで拡張機能はオフ(任意でオンにできる)
  • ゲストモード、ゲストプロファイル:拡張機能が入っていないアカウントとしてブラウザを起動する

3.ブラウザを最新版にして使う

3.ブラウザを最新版に更新してから使う。ブラウザの画面に、更新を表す回る矢印とチェックマーク、盾のマークが描かれています。

3つ目は、とても基本的な方法です。

ChromeやEdgeなどのブラウザを最新版にして使います。

ブラウザは更新によって、セキュリティ上の問題などが修正されます。古いまま使い続けるより、新しいバージョンを使う方が安全です。

とはいえ、毎日のように更新作業をする必要はありません。ChromeもEdgeも通常は自動で更新される仕組みがあります。

「しばらくブラウザを閉じていない」「更新されているか気になる」というときに確認してみてください。長い間ブラウザを開いたままにしていると、更新の適用が再起動まで待たれることがあります。

Chromeの場合は、右上の「︙」から「ヘルプ」→「Google Chromeについて」と進みます。

Edgeの場合は、右上の「…」から「ヘルプとフィードバック」→「Microsoft Edgeについて」と進みます。

更新がある場合は、表示される案内に従って適用します。ブラウザの再インストールは不要です。更新を終えるために再起動を求められた場合は、ブラウザを開き直してください。

ブラウザを新しい状態に保つことも基本的な対策の1つです。

4.HTMLファイルを自分でも検査する

4.HTMLファイルを自分でも検査。HTMLファイルを、セキュリティソフトで確認する方法と、AIにコードを確認してもらう方法の2つを示しています。

「二仙ツールが信頼できない!てか二仙って誰?!」という場合は、自分でHTMLファイルを調べる方法もあります。

Windowsを使っている場合は、標準のWindows セキュリティで特定のファイルをスキャンできます。二仙ツールのHTMLファイルを右クリックし、「その他のオプションを表示」→「Microsoft Defenderでスキャン」と進むと検査できます。ほかのセキュリティソフトを使っている場合は、そのソフトで確認しても構いません。

もう1つは、AIにHTMLファイルを確認してもらう方法です。

例えば、ダウンロードした二仙ツールのHTMLファイルをAIに添付して、次のように聞きます。

二仙という人が作ったこのHTMLファイルはブラウザで動作するツールです。
外部へのデータ送信、外部サーバーとの通信、Cookieやブラウザ保存領域へのデータ保存、危険なスクリプトなどが含まれていないか確認してください。
非エンジニアにも分かる言葉で、安全面で気になるところがあれば教えてください。

オンライン版ならURLを指定して確認できます。ただし、AIによってWebページの中身やソースコードをどこまで確認できるかはわかりません。

そのため、ダウンロードしたHTMLファイルそのものを添付して確認してもらう方法の方がおすすめです。

最後に

今回紹介した4つの方法を、毎回すべて行う必要はありません。扱うデータに合わせて選んでください。

特に大切なデータがある場合は、まずChromeのゲストモードを使うこととブラウザを最新版にしておくことから始めると簡単です。

さらに安心して使いたい場合は、ネット接続を切って使う方法や、HTMLファイルを自分で検査する方法もあります。